STORY

1746年スイス生まれ。教育思想家、哲学者。貧困児童のための孤児院を設立し、学校教育の礎を築き上げた。その功績から「民衆教育の父」とも呼ばれる。主著に『隠者の夕暮』、『白鳥の歌』など。

1896年愛知県生まれ。哲学者、教育者。京都大学哲学科卒業後、天王寺師範学校（現大阪教育大学）の専任講師となる。「修身教授録」はベストセラーを記録。全国の教育現場に人間教育の情熱を伝え続けた。

1873年兵庫県生まれ。国語教育家。旧来の形式主義の作文指導を批判し、生徒に自由に課題を選ばせ綴らせる教育法を実践。「書く」ことを主体形成の手段とし、明治以来の日本の国語教育に新たな道を切り拓いた。

1899年東京都生まれ。編集者、ジャーナリスト。東京帝国大学文学部卒業後、1937年「君たちはどう生きるか」を刊行しベストセラーとなる。昭和を代表する知識人として、独自のヒューマニズムを展開した。

1907年北海道生まれ。文芸評論家。東京帝国大学文学部を中退後、『日本浪曼派』を創刊。日本仏教、とくに聖徳太子や親鸞を研究し、人生論、美術論、恋愛論、文学論に関する著書を多数執筆した。

1914年岡山県生まれ。精神科医、作家、哲学書の訳者。東大精神科医局を卒業後、長島愛生園にてハンセン病患者の奉仕に生涯を捧げた。著書に「生きがいについて」、マルクス・アウレリウス「自省録」など。