「人生二度なし」国民教育の祖
森信三
1896年(明治29年)生まれ。京都大学哲学科を卒業後、天王寺師範学校(現:大阪教育大学)の専攻科教師に着任、その講義録が『修身教授録』として出版されました。1939年、旧満州に渡り、敗戦後の1946年(昭和21年)に生還。退官後は全国の教育現場を行脚し、人間教育の情熱を伝え続けました。力強く語りかけるその言葉は、多くの人々に受け継がれています。
人生の真の出発は、
志を立てることによって始まるのです。
森信三
教育者であり哲学者でもあった森信三は、たった一度の人生の意義を深く自覚し、与えられた命を力強く生きることを説きました。「次代のために自己を捧げるところにこそ、教育者としての使命があるのです。」真実に生きた人の精神は、必ずや死後、多くの人の心に燃え拡がっていくでしょう。生涯を貫く志を打ち立てることによって、私たちの人生は始まるのです。
社会人に生き方を「問う」
何のために生きるのか、何のために働くのか。学校の授業では学べない、「人生」という科目。それを社会人にインタビューして学んでいきましょう。生き方、情熱、そして夢。必要なのは、相手の心に問いかけて想いを引き出す「質問力」です。一期一会の出会いの中で、皆さんはどんなことを聞きますか?
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